クルマに搭載されるACCは、センサーとCPUからなるシステムによってアクセルやブレーキといった操作を自動で行い、運転をより楽に行える機能になります。この機能は、前を走るクルマがいても一定の距離を置きながら走行できる追従走行も可能です。
さらに、システムが安全な車間距離を判断しながら調整すると共に、適宜ドライバーが設定することもできます。クルマとクルマの間の距離は、近めや標準、広めの3段階設定のものから7段階設定のものまで様々な種類があります。
ただ、この機能を搭載しているからといって全ての運転を任せることはできません。一般道での歩行者などの飛び出しには対応していない機種もあるので、使用する時は高速道路などのクルマ専用道路での利用がおすすめです。
この機能を利用することのメリットとして、前を走るクルマと十分な距離が開けられることでの追突防止やドライバーの疲労を軽減させる効果、一定間隔を保つことでの渋滞緩和効果などがあります。このようにメリットが多い機能ですが、もしもの事故を避けるためにも運転をシステム任せにすることは避けて、アクセルやブレーキの操作はいつでも行えるようにしておくことが大切になります。