車内の熱中症予防

夏が近づくにつれ歩いて移動をするより車で移動することが多くなります。冷房をつけるため車の中はある程度涼しくなり、外にいるよりも体調を崩すことは少ないように感じますが、実際のところ脱水症状を起こしやすくなっています。

脱水症状が起こるのは輻射熱の影響であり、さらに冷房をつけることによって車内は空気が乾燥しており、体の水分は考えているよりもさらに多くの量を消費しています。気が付いた時に脱水症状は進行していることが多く、このような状態は隠れ脱水とも言います。

このような隠れ脱水は熱中症を引きおこす可能性があり、症状が進んでしまうと筋肉痛のような痛みを感じたり、頭痛や吐き気が生じたりしてしまいます。最悪の場合は意識が失うこともあり油断はできません。車中において脱水症状を防ぐには、こまめに水分を摂ることが大切ですが、コーヒーや緑茶などのカフェインは利尿作用があるため避けるようにします。

また、いつも以上に休憩をとるようにし、体への負担を軽減します。子供や高齢者が一緒に乗っている場合はさらに注意をしてください。車の中の温度が異常に高い場合は冷房が効く間は車内の熱を外に出すことが大切であるので、窓を全開にします。

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